夫との出会い。頭の中では、ないなーというジャッジを下していた

29歳の女性、今は専業主婦をしています。私が今の主人に出会った頃、一瞬だけドン引いてしまったエピソードがあるのでお話させていただきたいと思います。

彼との出会いは、いわゆる、共通の友人の紹介でした。人脈が広くバイタリティのあるその友人とたまたま、飲んでいるときに、当時彼氏と別れたてだった私に「紹介したい人がいる!」と言ってくれたのです。仕事では特に出会いも見込めず、30も少しずつ見えてきた頃で、とにかくもらえるものはもらっておこう!と紹介してもらう事になりました。

ファーストコンタクトは、私と友人、彼と彼が連れてきた友人の四人での食事でした。四人で、あれやこれや話をしながらお好み焼きを食べたり、カラオケに行ったり、その辺りを散策したり。楽しい時間を過ごしました。
私は、初対面で相手を恋愛対象として「ありかなしか」決めてしまうところがあります。

それは、過去の経験からもそうですし、自分なりに自分の直感を信じていたところでもありました。その、私の直感でいくと、「なくはない」というジャッジは、それまでは「一度検討はしてみるけど、やっぱり、ない」に帰結していました。そして、初めて会ってみた彼に対する感想は「なくはない」。つまり、頭の中では、ないなーという判断がすでに降りていました。

しかしながら。彼は私のことを「いいな」と思っていてくれたようで、友人の後押しもあり、アプローチが始まりました。乗り気はしませんでしたが、まぁ、邪険にするものでもないし、いい人だし、という何とも上から目線で、二人で遊ぶことに応じたのでした。彼からのメールには二日に一度ほど、つかず離れず、という感じで返していました。なんだかんだ、思われている状況は気分が良かったのです。

初めてのデートにて。ドン引きするも笑えた自分を発見した

そして、初めてのデートの日。あんなに上から目線だったのに、自分でも久しぶりのデートに少しわくわくしていました。そして、話していると、何とも気持ちが楽で居心地がよくて、その感覚に驚きました。あれ??へんだな。。という感じです。

そして、カフェで向き合ってお茶をしているとき、彼のはなの頭にごみがついているのが目に留まりました。思わず手を伸ばして「ゴミついてるよ」と取ってあげると。予期せぬ感触がしました。そしてゴミを確かめようと、つまんだ指先をひらくと。。。それは。。。鼻くそ!!!だったのです。

人さまの鼻くそを素手で触ったのは初めての体験でした。えーっ、と一瞬、自分の感情ががさーっと引いていくのが分かりました。ですが、次の瞬間には、なんでそこに鼻くそが付くのだ!と笑いが込み上げてきました。彼には可哀想だからいいませんでした。

そして、引きはしたものの、子供の鼻くそを触ったときのように、心の中で笑って、そっと手を拭いた自分にも驚きました。いつか笑いながら話してあげよう、と思ったのです。

ドン引きすることも実はなんでもないこともある

彼からのアプローチは続き、彼の真剣さと温かさにひかれて、私の中で初めての形でお付き合いがスタートしました。そんな鼻くそ事件の彼が、今では私の夫です。

ドン引きしてしまうことに出会ったことは何度かありますが、それくらいのこと、と許せてしまう相手だったのかもしれません。

引いてしまうのは、感情だから仕方がないかもしれません。でも、自分に余裕があるときなどのタイミングだったり、相手との関係性だったりで、実は何でもないことになるものも多いのかも知れないです。そうでない、相手と自分に大きく関わるドン引き、には、私は言葉と時をを選んで、自分がどう感じたのか、を伝えるようにしています。生理的に受け付けないドン引きは、仕方がない!と線を引きます。